水耕栽培でエアーポンプを使うことにより適切に根に酸素を供給している様子。

こんにちは!自作の水耕栽培装置ができないか挑戦中の@Kickchan_tです。

水耕栽培で一番迷うのがエアーポンプを設置するかどうか。。ですね。

1000円くらいなので安いですが、不要であれば避けたいですし。。(×_×;)

検討してみました(〃’ω’)

エアーポンプの役割は?酸素を供給するためです。

そもそもエアーポンプの役割ってなんでしょうか??土を使った栽培ではポンプを使っているという話は聞いたことがないですね。。なぜ水耕栽培では必要なんでしょうか。。
エアーのポンプなので空気を送ることが目的です。空気を送らなければならない理由を理由を考えてみましょう。

野菜にも酸素が必要。水耕栽培だと簡単に窒息して根腐れしちゃいますよ!

野菜は成長するために酸素が必要です。成長に必要なものをちゃんと与えてあげないていないと良い野菜はもちろんできないでしょう。。

野菜は根から酸素を吸収しているので根がちゃんと酸素を吸収できる状態なのかが重要になります。

土を使った栽培方法では必要ないのに、なぜ水耕栽培ではなぜエアーポンプが必要なのか。。土を使った栽培では自然に根に酸素が供給できているんです。解説します ( ಠωಠ)

土を使った栽培方法では耕すことで自然と根に酸素が供給される

土を使った栽培方法では、水耕栽培とは違って土で栽培します。当然ですね。むしろこの方が栽培としては普通です。

良い栽培をするために、農家さんがトラクターを使ったりして土をふかふかにしているのをテレビなどでみたことがあると思います。その目的は土を柔らかくして根の成長をジャマしない、酸素が良く取り込めるようにしているんです。

土はふかふかにすると、結果としてすき間ができます。すき間があるとそこは空気で満たされるので結果として根が酸素に触れることができるようになります。

植物はその土の隙間に入り込んだ酸素を吸収しています。空間があるので根が酸素に触れることができるんです。

適切な土壌の状態なので根が十分酸素を吸うことができ根腐れが起きていない様子。

ちなみに水耕栽培だと水を使うので抵抗がほとんどないため、もちろん根の成長はジャマしません。ですが酸素は良く取り込めるでしょうか??エアーポンプが必要な理由がわかってきたと思います。

土を使った栽培で水をやりすぎてしまったら?酸素不足になります!

土を使った栽培だと土のすき間に空気が入り込み、根が酸素を取り込むことができることががわかりました。ただ、水をやりすぎてしまったらどうなるでしょうか?

これは水で根までひたひたにしている水耕栽培と似ている状況になりますね。

下のイラストを使って簡単に説明します。このイラストのように水をひたひたあげてしまったとします。こうすると土のすき間がなくなりますね。空気が隙間にはいれなくなっちゃいます(×_×;)
水のやりすぎで根腐れしてしまう原因について説明した画像

この状況が長く続き、新鮮な空気が根に供給されなくなると、根が呼吸ができずに”根腐れ“という状態になりえます。腐るという名前の通り、成長に悪影響が出てしまい野菜がちゃんと育ちません。。

水耕栽培だと簡単にこんな状況になりそうですね。。

水耕栽培だとどうすればいい?ここでエアーポンプの登場です。

水を使った水耕栽培では、水の中にすき間なんてないので水中の酸素がなくなってしまえば簡単に酸素不足になっちゃいます。

水面から多少は吸収するでしょうが、それでは足りません。。

ということでエアーポンプの登場です。

エアーポンプがあれば根に酸素が届く。酸欠を防ぎます。

金魚やメダカを飼っている人はエアーポンプを使って空気を直接水の中に送り込み酸欠を防いでいます。水を使った水耕栽培でも一緒です。

金魚やメダカがエアーポンプがあるおかげですくすく育っているように、水耕栽培でもエアーポンプで新鮮な空気を送ってあげて元気な野菜を育てましょう(◍•ᴗ•◍)♡ ✧*。
水耕栽培でエアーポンプを使うことにより適切に根に酸素を供給している様子。

幸いなことに水耕栽培で必要なエアーポンプは一般的に金魚やメダカの飼育につかわれているアクアリウム用のものが使えます。アクアリウムの市場は大きいので安く高性能のものが手に入るんですねー。ラッキーです。

エアーポンプを選びます。一般的な水槽用のものです。

エアーポンプの重要性がわかったところで早速設置しましょう。私が使っているアクアリウム用のものをご紹介しますね。

エアーポンプを設置します。逆流しないように少し高めに設置します。

エアーポンプを選んだので次は設置します。

単純にチューブをつないで設置するだけですが、少しだけ注意点があります⚠️

設置の際の注意点⚠️
  1. 溶液が逆流する可能性があるので、容器より高いところにおきましょう。
  2. さらに逆流防止弁をつければ安心できますね。

チューブをつないでいる黒いプラスチックが水の逆流を防ぐための弁です。このように逆流対策はしましたが安全のためポンプは水面より高いところにおきました。


安いので買っておくのをお勧めします。

エアーポンプにエアーストーンとチューブをつなげば完成です。

エアーポンプが準備できたのであとは実際に水耕栽培用の容器に空気を送りこみます。

シリコン製のチューブとエアーストーンを使います。

おすすめの組み合わせ💡
  • チューブはシリコン製のものを使います。劣化が少ないからです。
  • エアーストーンを使うと細かい泡になって容器全体に空気を循環できます。

チューブは切ってエアーポンプとエアーストーンに差し込めば完成です。チューブに伸縮性があるので差し込むだけで大丈夫なんです。

これらを組あせてみた写真がこちらです(◍•ᴗ•◍)♡ ✧*。

ちなみにご覧のとおり3口にしました。なんとなく広く行き渡るようにしたいなと思いまして。。効果はわかりません🙇‍♂️

エアポンプの制御はできる?デジタルタイマーを使いましょう。

野菜を栽培しているだけなので、熱帯魚のようにずっと空気を送り続ける必要はない気がします。

のちほどご紹介しますが、夜間は気温も下がるはずなので溶存酸素濃度も高くなるはずですね。

寝室においてくにはうるさいし。。

といった場合にはデジタルタイマーを活用しましょう。デジタルタイマーはAC電源を設定したスケジュールにしたがってON/OFFできる機械です。

我が家で使っているのは15回分のON/OFFを制御できるものです。

 

ちなみに夏はエアーポンプが必須かも。水中の酸素含有量が少ないためです。

夏は気温が嫌になるくらい上がりますが、温度が上がると水に溶け込んでいる酸素の量である溶存酸素濃度がどんどん低下していきます。酸素不足が起きやすくなっちゃいます。

溶存酸素濃度と温度との関係を表したグラフ

こちらからデータを引用してグラフを作製しました。

夏の間は植物が酸素不足になっているかもしれません。エアーポンプを使えば少しは改善するかもですね。

ちなみに以前の記事で夏にエアーポンプを24時間駆動させることで植物が復活した記事を書きました。効果はあるようです(ง°̀ロ°́)ง

まとめ

水耕栽培でエアーポンプが必要な理由と設置方法をご紹介しました。エアーポンプを使って野菜をすくすく成長させましょう(ง°̀ロ°́)ง

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