水耕栽培の水位のコントロール。配管を短くしましょう。

毎日暑い日が続きますね🌞 夏は暑い方が良いのかもしれませんが長く続くと早く冬が来ないかなと思う毎日です😊

我が家のレタスは夏が苦手のようで成長がめっきり止まってしまいました😢 適温ではないので確かに生育は難しいのかもしれません。成長が止まっているのは酸素が不足しているからかもしれません。酸素不足に即効性のありそうな二つの方法を導入してみたいと思います。

酸素はどこから吸収される?

基本的に酸素は植物の根っこから吸収されます。ちょっと意外かもしれません。土での栽培では砂や砂利の間の隙間を通って空気が入ってくることができます。ですので植物が窒息することはないんですね😊

水耕栽培の場合はどうでしょう❓根が全て水につかっていると酸素は水に溶けている酸素から吸収するしかなさそうですね。

ちょっと待った❗️夏は酸素が水にあまり溶け込まない❓

夏の水耕栽培は酸素不足におちいりがちです😢 というのも水に溶ける酸素は温度が上がるほど少なくなってしまうからです。飽和溶存酸素というのですが、10度の温度に対し30度では半分程度になってしまいます。

しかも!夏の方が植物は酸素を吸収するのです。酸素があまり溶け込まないのに植物からの酸素の要求はますばかり。夏の栽培は結構大変です😢

 

酸素が不足していると起こる残念なこと。

根っこ酸素が吸収されなくなっちゃうと植物の成長に弊害が出てきます。

  1. 植物も生きているので養分吸収のための細胞活動で酸素が必要。
  2. 細胞が活発でないと養分の吸収が低下しちゃう。
  3. 結果として根が腐ってしまう可能性あり。

成長が遅いばかりでなく、収穫できなくなっちゃうんですね😢

簡単にできる2つのこと。

夏の水耕栽培には対策が必要です。ひとつは冷房をガンガン使う。。こんな答えは誰も望んでいないでしょう😊 まじめに考えてみると、

水位を下げて根っこを空気に直接触れさせる。

水の循環を増やし、水面を揺らして空気を溶け込ませる。

固定観念から離れてみましょう。水耕栽培だからって根っこを全て水の中に浸す必要はないんです。土の栽培はそもそも水で浸っていません❗️空気中であれば酸素はいっぱいあるので直接空気から吸収させちゃいましょう😁

一方水の循環も効果がありそうで、循環すると水がばしゃばしゃしちゃいますがそれによって酸素が溶けたり、水面が揺れることで空気に接する表面積が増えることで酸素が供給されます。

具体的にやってみよう!

私の紹介した装置(詳しくは【全て自動制御】ポンプとLEDを使う自作の水耕栽培装置を細かく紹介!)に対して2つの方法を導入してみます。水位を下げる方法と水の循環を増やす方法ですね😁

水位を下げる方法。

オーバーフロー式ですのでやることは単純です。短い塩ビパイプを準備しちゃえば良いんです。

水耕栽培の水位のコントロール。配管を短くしましょう。

それではカットしましょう。

塩ビはのこぎりで加工できます。ギコギコしちゃいましょう😊 右が現在の塩ビパイプなのでこれより短くして水位を下げます。

切れました。まっすぐ切るのって神経使いますね😊

ついでにギザギザしちゃったバリをとっちゃいましょう。適当です🙇

あとはこれを差し替えるだけです。

水中ポンプのスケジュール変更。

私の紹介した装置(詳しくは【全て自動制御】ポンプとLEDを使う自作の水耕栽培装置を細かく紹介!)ではスケジュール管理をブラウザ経由で行います。ですので単純にスケジュールをいくらか足しました。

エアポンプを使っている方はエアポンプの時間を長めに設定しましょう。

これで準備完了です。

※緑のエリアに表示されている時間が間欠運転される時間です。

水耕栽培装置の自作。管理画面をPC経由で簡単確認。

 

まとめ。

夏の酸素不足について対応を検討しました。植物の成長が遅くなったかな?と感じたら検討してみてください。

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